"会計天国 〜中略〜会社で使える会計ノウハウ"読了。エンジニアがBS読めるようになりたいと思った。
ジャケ買いにっ近いですけど、このジャケットにこの中身、好きですね。そう、私の好きなビジネス小説の類になります。TOC系に比べたらだいぶんライトですけどねw
この書籍はprime readingに登録されいる書籍になってます。つまりamazon primeユーザである私は無料で読破できたということです。
本はタダで読んでも頭に入らん、金出して買って読んで初めて、
読むだけじゃなく理解するための一歩を踏み出す
と思っています。だから、本は金出してよめ。
とみんなに偉そうに言っているのにおかしな話ですはい。
ははw。。。どちらかといえば
金出すならよまない と思うような本を読んでも意味がない
という程度でしょうかw名言です。(嘘)
概要
交通事故をしたエリートコンサルタントが、現世にいいことをしたら生き返れるよという設定で
スペシャル会計コンサル知識を活かして、5人の経営者を救う
というお話でした。コンサルといえば領域が様々ですが、もっぱらコンサル、それも財務会計諸表から読み解く会社の現状と、未来予想というポイントに着岸されている感じです。
感想
まずビジネス小説としてのストーリー性、ここに関してはお粗末な印象です。深夜番組、深夜ドラマ的なノリを感じますw
死んでコンサルして生き返るというよくわからないフィクション性もそうなんですが、どちらかというとそれよりも、問題解決までがあまりに早すぎて、違和感があります。1年かけて改善するみたいなイメージの内容が1時間で、解決する(解決の糸口を見つめる、あるいは気づく)みたいなのは短絡感が否めません。
しかし!
会計知識のまるでない私からすると、BS一つでそこまで読み解くのか、(いや、読み解かれているのかと自分ごとに考える)というところに驚愕する感じです。漠然と会社のでも経理は最強だと考えていましたが、本当に最強だと感じました。「攻めの会計」感があって子気味良い感じです。
気づき
BSを読み解く
貸借対照表 BS を読み解く流れが、かなりわかりやすく書かれているのは事実です。
- 資産と負債においても、流動資産負債の関係
- BSはPLと違い創業からの脈々とした歴史の全て
とかは、わたしは「へえ〜」となると同時にあまりに勉強不足なんだろうなと、なんだか恥ずかしくなる次第です。
学校ではBSはバランスすることくらいしか教えてくれていなかった印象です。いや、寝てただけですねw
この書籍では、BSに関する上記を含めた多彩で実践的(というよりは、わかりやすい)に記載されています。動とつく資産と負債の持つ意味、それから、BSはこれまでの会社の蓄積(PLは年度単位)であるということから、BSの重要性も改めて理解できる印象です。
ただこれもね、BSを読まないといけないのかも?とまず私自身が思ったからこそその理解が進んだことは事実だと思います。
さいごに
非常にわかりやすい書籍ではあります!少しでも知識がある人には物足らないかもしれないです。
- 作者: 竹内謙礼,青木寿幸
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/04/15
- メディア: Kindle版
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