TILEアプリとalexaでスマホ紛失とは完全におさらば!
皆さん amazon lunchpadってご存知です?
IT畑で仕事をしているからでしょうか。ここに出てくる、革新的な新商品は好きなんです。(革新的じゃないものもなんかいっぱいありますがまぁ置いといてw)
いつも、お手頃で、僕のライフスタイルを改革してくれる代物を探しています。
今回物色していたらこんな商品に出会いました。後ほど書きますが、この商品と連動するアプリ
が
神アプリ
で、もう家からスマホを紛失することがなくなりそうです。
本当か?
では。
Tile
Tile Mate 探し物/スマホが見つかる 紛失防止 日米シェアNo.1 スマートスピーカー対応【日本正規代理店品】(会員登録サービス付き・1年保証付き) EC-06001-JC
- 出版社/メーカー: Tile
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
様々なシリーズで販売されいる Tile という商品です。いわゆる紛失防止系の商品ですね。
他を比較するとこんなのも出ては来るんですが
MAMORIO S マモリオ エス Black&Black 世界最軽・最小・最薄クラスの紛失防止タグ/Bluetooth/
- 出版社/メーカー: MAMORIO
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
Tileは少し違います。
Amazon Echoと連携可
ちょうど先日記事にしたところですが Amazon Echoを買いました。
aostapp.hatenablog.com
こいつとうまく連携することで
- 「アレクサ、タイルでカギを鳴らして」
- 「アレクサ、タイルでスマホを鳴らして」
- 「アレクサ、タイルでパスケースを探して」
等ができるんですね。つまり、tileは自分で音が鳴らせる(電池どうなってんの?)んです。
その動画がこちら
Tile ×スマートスピーカー (Amazon Alexa ver)
ほらね、便利でしょ。
あれ。
「アレクサ、タイルでスマホを鳴らして」
・・・
Tileなくてもアレクサに探してもらう!
Tile買わなくても、Tileアプリをスマホに入れたらalexaにスマホ探してもらえるんすよ!!!いいの!?これ。
alexa にスキル突っ込んで
Tileを買わずに
無料で
「アレクサ、タイルでスマホを鳴らして」
が実現してしまいました。。。これは便利。
これは便利なきがします!
もちろん amazon echo もべんりなんですけどねー^^
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (5件) を見る
Echo Spot (エコースポット) - スマートスピーカー with Alexa、ブラック
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/07/26
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
P.S.
MAMORIOでも近いことできそうですね。amazon echo連携可能です。でもスマホは探せないか・・?
smarthacks.jp
我が家にalexaさんがきました。amazon echo導入!
我が家にもアレクサというかわいいお嬢さんがやってきました。
導入の背景
我が家は過去こんな記事も書いておきながら、、、実は、
aostapp.hatenablog.com
CDプレイヤーすらリビングにないんです。
厳密にいうと、個別のオーディオセットを持ってたんですが
- アンプにがりが出てきた
- 子供がアンプのボリュームで遊びまくりそうで怖い
理由から、撤去しておりました。
そんな中安室ちゃんもベストアルバムを出し、音楽も聴きたいなーなんて思ってたんですね。でも、今となってはスマホのスピーカーで音鳴らすだけ、みたいな。。。
なんだかなぁ
ってことで。
cdプレイヤーを物色
上記の通り我が家にはまあまあいい音するスピーカーとかウーファーとかあるんです。
BOSE ステレオスピーカーシステム Acoustimass 5 Series V ブラック AM-5V
- 出版社/メーカー: BOSE
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
とか
electro voice とか
とかね。
こいつら鳴らすために
cd bluetooth amp
を探そうと思ったんです。
DENON CDレシーバー Bluetooth対応 シルバー RCD-M41-SP
- 出版社/メーカー: デノン
- 発売日: 2017/06/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
SANSUI CDプレーヤー Bluetooth対応 SMS-800BT
- 出版社/メーカー: Sansui
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ONKYO CD/SD/USBレシーバー シルバー NFR-9TX(S)
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
marantz CDレシーバー Bluetooth・Airplay ワイドFM対応/ハイレゾ音源対応 シルバーゴールド M-CR611/FN
- 出版社/メーカー: Marantz
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (3件) を見る
DENON CDレシーバー Bluetooth対応 ブラック RCD-M41-K
- 出版社/メーカー: デノン
- 発売日: 2017/06/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
とかとかまぁ色々見たんですけどね。なんかつまらないというか味気ないというか。。。
今更CDプレーヤーとか、なん買う気にならん
感じ。そんな時に。bluetoothスピーカーとかでもいいかなぁとか考えてたら
アレクサ登場
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (5件) を見る
登場しました。
amazon echo
私はプライム会員なので、prime music の範囲なら聴き放題。また、スマホとペアリングしてbluetooth speakerとしても使える。
小規模サイズながら良さげなフルレンジスピーカーを搭載している様子。
価格は1万円くらい。
いや、cd買ってアンプ買ってとかしてたら普通に3万じゃキツいじゃんなにこれ。amazon echo超カシけー
ってことで即購入です。
レビュー自体は様々なサイトでのレビューを見てもらえればいいんですが、やっぱり便利ですね。
alexa 我が家のユースケース
ざっとこんな感じw
- アレクサ グリーンデイかけて(3才の息子がメロコアにはまった)
- アレクサ 今日の天気は
- アレクサ 今日のニュースは
- アレクサ 802かけて(radico連動)
- アレクサ ペアリングして(スマホとペアリングしてスマホ再生)
- アレクサ XXXXかけて(きになるアーティストや曲名)
ですね。こうやってブログ書いてる最中に「802かけてー」みたいなのってなんかラフで好きです。
alexa の困ったところ
- プライムミュージック似なくてアンリミテッドにある曲を発見したら、めっちゃ斡旋してくる。(お試し無料体験しますか?(はい/いいえ)ってところまで行くので途中でやめてーってなる
- 曲名やアーティスト名が難読な場合に「ききとれません」「わかりません」とかじゃなくて、、、「ボン」的な音して急に無視することがある。。。無視された感がすごい。
- 天気予報が降水確率を僕は聴きたいんだが言ってくれない。これはスキルをカスタマイズすれば改善するかも。
- 全般的にスキルが少ない。森の音とかそういうしょうもないコンテンツばっかり。もっと他にあるだろう。。。とおもう。
って感じですね。
しかし、まだまだこれからに期待!
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/07/26
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
Amazon Echo Plus、スマートホームハブ内蔵、ブラック
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Amazon Echo (Newモデル) アマゾン エコー ヘザーグレー (ファブリック) スマートスピーカー アレクサ 送料無料 【SK04177】
- ジャンル: 家電 > その他
- ショップ: THINK RICH STORE
- 価格: 11,480円
Amazon Echo Dot, アマゾン エコー ドット ブラック スマートスピーカー アレクサ 送料無料 【SK06626】
- ジャンル: 家電 > その他
- ショップ: THINK RICH STORE
- 価格: 5,880円
結局CD聞けない我が家。。。
"創造の狂気"読了。本当のdisneyがここに。
こんなに読むのに時間がかかった本は久しぶりです。
昨今、ディスニーのホスピタリティに学ぶことも多く、
aostapp.hatenablog.com
また、直近では偉大な創業者の足跡覆ってみたいという思いも募り
aostapp.hatenablog.com
梅田の紀伊国屋で書籍を物色していたら出会った本がこれでした。
梅田本店 | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店
600ページを超えるこの書籍を手にとったときは圧巻で途方にくれましたが、分厚いだけは十分にあり、とてものめり込みました。というか私にとっては愛読書となりました。周りの全員にオススメしたい。
概要
濃厚に詳細に記された、アンクル・ウォルト改めウォルト・ディズニーの伝記になっています。後書きにも記されていますがおそらく国内で流通している一般的な書籍の中でもっとも
詳細に
記された伝記と思われます。
幼少期のウォルト少年の喜びと苦悩、
青少年期の第一次世界大戦の経験、
アニメーションとの出会い、
いくつかの創業。
オズワルドを経て、
ミッキー、ドナルドダックを生み出し、
世界初の長編本格アニメ映画 白雪姫の誕生。
さらなる高みを目さす最中、
第二次世界大戦へ突入。
戦争映画にも大きく寄与。
アミューズメントパークの革命として
ディズニーランドを生み出す。
さらなる大構想として、
芸術家たちのための都市計画、
ディズニーワールド,
未来実験都市epcot構想。
それらのなかで、まさに狂気とも呼ぶレベルの創造へのこだわりが随所に見られます。圧倒的な才能とこだわりを持ったウォルトは神格化され、その分、周りとの距離も自然とあく、いわば孤独な天才だったことがよくわかります。
感想
まず思ったことは。
ウォルトもジョブズも似てる
と思ったことです。iphoneもmacも持ってるんですが、ジョブズの本は読んだことないんです。ですがこの映画を見たことがありまして。
- 発売日: 2016/05/23
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログ (1件) を見る
この映画のジョブズの印象とウォルトディズニーは本当によく似ています。
実現すべきと推し進めた狂気と呼ぶべきこだわりと推進力。信じるものは自分のみ。大きく未来を構想して凡人が理解できない歩幅で進んで行く。
創造者と呼ばれる人たちは似たような人種なのだなぁと改めて感じさせられました。
そして、本伝記はかなり客観的に書かれていて、ディズニーの偉人伝ではなく、人でなしなところやたくさんの失敗を経験することも十分に記載されています。そんなじゃじゃ馬ディズニーと二人三脚で万年喧嘩をしながら連れ添ったのが他ならぬ兄、ロイ・ディズニーでした。
この関係こそが、ディズニーを成功に導いたのだなぁと改めて感じさせられます。
まぁつらつらと書きましたがディズニーのすごさを改めて知らされます。たった一代でここまで世界中の人々から愛された人が他にいただろうかと改めて思います。
そう言われてみれば、
ディズニーって世界で一番知られた人なのかもしれないですね。
いやはや、とてもとても面白い本でした。これは愛読書です。そして、ディズニーが最後に自ら監修した「メリーポピンズ」はもう一度見たくなりましたね。
気づき
変化
事業や会社のことなどを考えながら読みふける毎日でした。そんな中で変化の許容という観点で考えたらこんな考えが浮かびました。
ジョブズのiphoneも、ディズニーのミッキーもその他の全ても、これまでの人類史の中においてはスズメの涙にも満たないほどのさざ波、小さな変化である。
その小さな変化さえ、我々にとっては革命の如し。
そうなってくると、今目の前で起きている変化など、実は変化でもなんでも無い。そのなんでもないつまらない変化のようなただの事象を拒否し、保守に全力をつくす精神。
私の周りにはまだそんな人がたくさんいて、なんだかなーと思うことがよくありますね。
最高品質、最高のこだわり
ウォルトは徹底した最高品質をこだわる人でした。神は細部に宿るの名のごとく、です。映画であれば影の細部まで。ディズニーランドでは植樹の位置をメートル単位で詳細指定。
ウォルトが制作するコンテンツが見積もり予算に収まることはなかったようです。そのような、桁外れなこだわりが全ての人の想像を数段上を捉え、全世界を圧倒的に驚かせてきました。
また、名作バンビの制作においては、鹿を解剖してまでその動きの全てを観察したそうです。まさに狂気。。。
これも身の回りのみんなに言いたいですが、ただただ見積もり予算に収まらないことがクリエイティブだと思うと大きな間違いでありますw見積もりができないことを正当化する奴らが多いので苦言を言いたいwまぁウォルトもそうなのかもしれませんがw
おまけ
みなさん、
エドガー アラン ポー
って人がいたの知ってます?サモハンキンポーじゃないですよ。あの江戸川乱歩はもちろんエドガーを元に名付けられたみたいです。
雑学です。いや、僕が不勉強なだけかw
- 作者: ニール・ガブラー,中谷和男
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > エンターテインメント > その他
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 2,052円
スタジオがbluetooth再生に対応しました!
久しぶりにスタジオの話書きますよ!
ずっと倉庫に眠らせてて、まさに、文字通り宝の持ち腐れがあったんですがこの度対応しました。
まず積年の課題があったので聞いてください。
いつもスタジオに入った時、必ず利用するのがスマホ等
音源の再生
なんですよ。これまでスタジオにはステレオピンジャックを用意していて、PAに近づいてスマホのイヤホンジャックとPAを接続することでこれが実現できました。いや、意外かもしれませんが、これ自体をできないスタジオが結構多くて不便を感じていたのでまずは満足してたんです。
問題発生
日本はiphone 人口がとても多いのご存知ですよね?
xera.jp
日本では70%に迫る勢いでiphone userです。僕のバンドメンバーも83%がiphoneです。そして、最近私の周りで2年縛りを終えた人間たちが出始めました。これが引き起こした問題は深刻です。
イヤホンジャックないし。
イヤホンジャックがないだって・・・?そんなバカな。世の音楽をどのように聞くのだ。。。あぁ、なるほど最近噂の「耳からうどん」現象はまさにこの象徴なのですね。
これは困りました。スタジオユーザ様みなさまは手元の音源を再生できなくて困るわけです。スマホのスピーカーで再生してマイクを通してモニターするという面倒なお話になってきているんです。
ごそごそごそごそ。。。
やってみました。わかりにくいですが黒四角のブツがレシーバーですね。
昨今の電子機器は基本搭載しているbluetoothなんですが、実はこのレシーバー1つ用意することで、これまでの機器をbluetooth化することができます。いやぁこれは便利ですね。
余談
シンプルなミキサーだったので口数を増やしがてら、倉庫に眠ってたミニミキサーを増設。接続選択肢が大幅に増加して柔軟性は飛躍的に増加した一方、ボリューム相当するつまみが多すぎて、調整が難しいですね。多重増幅できな危険がすこしありますw
Logicool ロジクール iPhone7etc.スマホに対応 Bluetooth ミュージックレシーバー BB200 オーディオ アダプター 【2年補償】
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
"生き方"読了。これを肯定的に読めるか?
説明不要の稲盛さん。稲盛和夫さんの数々の書籍の中でも、多くの方に読まれていることで有名な
生き方
です。
稲盛さんといえば、
- 稲盛イズム
- 京セラフィロソフィー
- アメーバ経営
等のキーワードが出てきます。また、関西在住の私は京セラ関連企業経験者とお話しすることも多々ありました。その中で正直よくきくのは。。。
とても個性的
宗教的
でた!稲盛
等のキーワードが聞きます。これらの言葉、正直、あまりいい印象を与えないんです。しかし、国内で120万部という異例の発行部数を誇る当書籍。何かのTV番組のジャンル別ランキングでも経営者が読む本は断トツで稲盛さんの本です。
ということで、事前情報としては賛否両論の当書籍に手を伸ばしました。
概要
この本には稲盛和夫を、そうたらしめる生き方、理念とも呼ぶべきこと、常日頃考えていることがつづられています。人間として、社会人として、経営者としてのスタンスが記されています。そしてその考え方が仏教というフィルターを通して、よりそれが具体化されています。その中で様々ケーススタディを交えてながら
- 正しくまっとうに生きること
- 全力で取り組むということ
ということが語られます。重要なことは、人は悟りを開いたり、徳を高めるために何か特別な修行などをすることが大事なのではなく、それをビジネス、経済社会のなかでも存分に体験しながら人間を高めていくと都ができるのだということがまさに体現されています。
そして、人そのものを磨き、生を受けた自分を精錬し来世につないでいく。
人生の後半に入られた稲盛さんの血肉の通ったまさに信念が言語化されています。
感想
以前下記書籍らを読んでから、私は仏教や哲学に興味を持ちました。
aostapp.hatenablog.com
それまでは経営論やリーダシップ論、接客、効率化、等々の書籍を読み漁ることが多かったんですが、この本を読んで少し変わりました。そして改めて「生き方」を読んでまた変わった気がします。
まず、これまで読んでた数々の書籍はとても素晴らしい書籍で実践的なんですが、それは「戦術論」だということに気づかされました。要は
どこに行くか
じゃなくて
どうやって行くか
な本だということです。
これを気付くとまず考えさせられるのは
どこに行く?
ということです。
個人として、子を持つ親として、たくさんの部下を持つ上司として、1社会人として、人間として。
私はどこに向かうのだろう、ということを考えなくてはならないと、強くメッセージを受けました。
その中で本書籍は人の生き方、生きる意味、それらを稲盛さんらしい言葉で自信をもって語られています。
気づき
人格=先天性.性格+後天性.哲学
上手いこと言うなぁというところが一つ。そして、哲学は学び高めていくものだということを改めて実感。
そして、それが人間形成において非常に重要であることが終始語られています。昨今の哲学、道徳などの教育の希薄化も懸念される記載がありましたね。
働くことを必要悪だと捉える風潮
欧米、特に欧州圏の成熟した文化圏と我が国を比較し、勤務時間のみにフォーカスを当てて、長時間労働の改善の流れからおっしゃる通り働くことが必要悪。
つい数年前まで、わしもそのように考えていました。オンとオフをしっかり割り切って、プライベートな時間の充実を図るとか。本書はそこに異を唱えています。
これが本ブログの掲題「肯定的に読めるか」と皆さんに問いかけたい次第です。
著者は働くことを通じて、人格形成、人を高めていくということを明言されています。働くことはお金の為、生活の為の必要悪ではないということです。この根源は、「利他の心」があります。世のため人の為というところを、働くことを通じて実現していく。
ここに私は非常に共感します。過度に労働時間や賃金のみにフォーカスをあてた浅い考え方の世間には非常に違和感を感じます。心身の健康は第一にする必要がありますが、利他の為の飽くなき探求、はたから見たら心配されるくらいの努力は、それを乗り越えてその人の人間性に必ず良い結果をもたらします。
後半では以下のような記述もありました。いやぁ上手く表現されるなぁと思いますね。。。
現代は、仕事とは時間を提供して報酬を得る手段
つまり、楽して大きなお金を、時給を上げることにインセンティブが働いてしまう
このような趣旨の言葉も話されていましたね。
熱狂なくして目標達成なし
楽観構想、悲観計画、楽観実行
これは有名な言葉ですね、いろんな人から聞くんですが稲盛さんの言葉だったことをしりました^^
情熱
仕事に情熱的で燃えていろ
正義たれ!
目の前の仕事にイタリアンたれ!
最後の言葉は僕のタダのゴロ遊びですすみません。。。
でも仕事に対して情熱的で興奮気味で、いるということは大事なんだと思います。
リーズナブル
まず言葉のお勉強をさせていただきました。
日本人の間違った理解として、
リーズナブル= お手頃、安い
という半ば常識的にもなったこの言葉の理解。
しかし見たらわかりますが
- reason : 理由、道理、考える
- able:できる
となると
- reasonable:理解できる、納得できる
となるのが当たり前です。
私が怖いなと思ったのが日本人は
- reasonable:理解できる、納得できる
と
- リーズナブル:お手頃、安い
が同義ととらえてしまう。安いことが良いこと、納得できること。である。
あぁ、怖い!
こわくないですか?こんな考え方でいたら、いつまでたっても成熟した文化圏に移っていくことは困難です。残業時間を抑制してもブラック企業が増えるだけです。イライラ・・
あぁ、少し飛躍したカモですごめんなさい。。。
アメリカでは、物事の判断はリーズナブルかどうか、正当かどうか。これを人の目を気にせず自らの原理原則価値観(自己の美意識※)で判断するそうです。その分スピーディで、相対的なのかもしれません。
それはでもそうたらしめる理由もあって、
- 日本は法律が成文法
- アメリカは法律が判例法
というところがあるみたいですね、少しここは探ってみたいところですね。
仏教観
筆者は65歳にて仏門をたたき、托鉢を経験され、大和という法明を取られているとのことでした。このことからも彼の宗教観が後半は色濃く出ており、このような稀代の名経営者も、自己に奢ることなく謙虚に生きていることをその経験からも改めて痛感します。日本人に根付く仏教間みたいなものがあるとは私も思いますので、概ね、非常に共感でき、勉強にもなりました。托鉢等はこれから見方が変わりましたね。
托鉢 - Wikipedia
ただ、そのようなところもあってか、書籍の後半は著者の宗教観が強く描写されます。非常に、宗教、仏教、哲学色の強い描写。
しかし、少々なんといいますか、、、
酔う
部分がありますね。エヴァンゲリオンみたいな。。。w
おまけ
※美意識
aostapp.hatenablog.com
こちらの書籍では美意識ということが語られているんですが、まぁ要はその美意識は当書籍の生き方の部分とつながる気もします。vision 理念的なところですね。
p.s.
このブログを書いてて初めて以下を知りました。。。
- × 稲森
- 〇 稲盛
人の名前間違えるのって失礼だよね、申し訳ありません。
- 作者: 稲盛和夫
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2014/07/01
- メディア: 単行本
- 購入: 16人 クリック: 528回
- この商品を含むブログ (160件) を見る
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 心理学 > 生き方・人生論
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,836円