「TOC・スループット経営」読了。TOCシリーズの要約書だが、、、
今回も引き続き書籍記事です。
2017/10からベンチャー企業の経営に携わっています。
そのきっかけで読書をする機会が多くなり、ここ半年は、TOCにはまってます。
TOCとは
ググっていただければよろしいですが、ググられることも想像し^^;
TOC(theory of constraints)は制約理論などとも呼ばれている知識体系で、、、
wikiにいっぱい書いてそうなんでどうぞw
制約条件の理論 - Wikipedia
私の理解では、
ボトルネックを最大活用させ
その結果
全体パフォーマンスを最大化する
もうける、という話です。
まぁ一言で言えと言えばそうなんですが、
このTOCは上記の通り知識体系というか理論というかという感じで非常に体系立てて形成された理論になっています。
などなど、そのほかにも様々に展開されてます。
今回読んだ本
は冒頭にも記載させてもらったこれです。
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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まさに要約版という感じなんですが、、、簡単にいうと以下の本の要約、図解がされていると考えてもいいかもです。
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/05/18
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 148回
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/10/11
- メディア: 単行本
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,岸良裕司,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/08
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 38回
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クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
- 作者: エリヤフゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 142回
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,岸良裕司,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
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なんですが、、、、
- 簡単にざっくり要約しすぎてて
- 大事なことが伝わらない
- 本質的なところにたどり着いてそうでわかりづらい
えっと
深みが足りない
あ、まぁこれは上記のゴールドラット博士の書籍を一通り読んだ後の私が、
さらにその知識を深めたいと思って、TOC関連の書籍を明後日読んでる次第なんですが、、、やっぱり
要約版みたいな程度の情報量ではやっぱり伝わらないですね。
ゴールドラット博士もこのTOCの理論は論文とするよりも、小説にしてストーリーとしての落とし込みが必要ということでした。
で壮大なストーリー仕立ての書籍として、それが1000万部超えのベストセラーになってるということなのです。これを考えると、やっぱりゴールから読んでったほうがいいよねって思いますよね。。
わたしが、勉強好きじゃなくて小説好きだけなのかもしれないのですが、、、
なので、ゴールドラット版の方がオススメです。(めちゃくちゃページ多いけどね
参考にしたいところ
興味深い考え方が一つありました。
TOCの筆者なりの応用という理解ですが以下です。
短期販売においては固定費=0(無視)して販売することも一考
もちろん長期的にみるとNGではありますが、固定費とは売り上げがあろうがなかろうがかかる経費というのであれば、
(そしてかつ、そこの削減にすぐに取り掛かるわけではないのであれば)
販売価格は、固定費を無視して、仕入れ資材原価(+変動費)をもって価格設定することで、価格勝負の短期決戦は戦えるということなのかと思いました。
なんだか、
論理的に値引きを許してもらった感
ですw
しかしその通りと思う部分はあって、枠組みの中の個別の1伝票あたり利益率獲得に血眼にもちろんなるはなるんですが、
目指すところは全体最大化、企業目標達成です。
そのための手段の一つとして、臨機応変にこの考え方も取り入れていき、全体最大化がはかれたらなと感じました。