AO.の音楽と楽器とお仕事とたくさんの物欲。

神がかった物欲衝動と趣味のまま長年継続している音楽活動、読書感想文。音楽中心かもしれないし、突き動かす物欲衝動で様々なものをレビューとかしてみようと思います。(Amazonアソシエイト参加者です)

磁石で合体?モジュール式MIDIコンPBF4がガジェット好きを唸らせる理由

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「あと1ミリ、直感的に操作できればいいのに」

DAWでボリュームを絞る時、あるいはLightroomで露光量を調整する時。 マウスのドラッグ操作に、もどかしさを感じたことはありませんか?

正直、私は毎日感じています。 タイムラインを1フレーム戻すために、マウスを数ミリ動かす。あの神経を使う作業に、そろそろ終止符を打ちたい。

そこで今、私の物欲センサーに反応しているのが、ハンガリーのブランド「Intech Studio」が放つ『PBF4』というデバイスです。

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そもそもIntech Studio PBF4とは?

一言で言えば、磁石で合体する「変幻自在なコントローラー」。 製品名の「PBF4」は、その構成をそのまま表しています。

  • Potentiometers(ノブ)× 4
  • Buttons(ボタン)× 4
  • Faders(フェーダー)× 4

まさに、操作系の三種の神器が、コンパクトな筐体に凝縮されています。

期待値を高める基本スペック

項目 詳細
コントロール ノブ×4、ホールエフェクトボタン×4、30mmフェーダー×4
接続方式 USB-C (バスパワー・最大8モジュールまで連結可能)
独自機構 ネオジム磁石による側面連結システム
設定ソフト Grid Editor (LUAスクリプトによる高度な拡張)

私が「これだ!」と確信した、物理的なこだわり

1. 30mmフェーダーが「最短距離の武器」になる

ドラムを20年以上叩いていると、どうしても「フィジカルな感覚」を重視してしまいます。

PBF4のフェーダーは30mmと短め。 通常、ミキサーのロングフェーダーは繊細なオートメーションに向きますが、この30mmというストローク「瞬時に、かつ直感的にポイントを叩き出す」操作において、最強の武器になると推測しています。

シンセのフィルター開閉や、写真のハイライト調整。 この「最短距離で正解に辿り着く感触」は、マウスでは絶対に味わえない領域だと思いませんか?

2. 「ホールエフェクト」採用のボタンという贅沢

ここが一番の驚きでした。 ボタン部分には「Gateron Hall effect key switches」が採用されています。

  • 摩耗に強い: 物理的な接触がない磁気センサー方式
  • 高耐久・高精度: 一般的なメカニカルスイッチの先を行く信頼性

「カチッ」とした確かな手応えとともに、エンジニア心をくすぐる最新技術が投入されている。 この「一生モノの道具」感。たまらないですよね。

3. LUAスクリプトによる「底知れないカスタマイズ性」

IT業界に身を置く者として、ここは避けて通れません。 専用のソフトウェアを使えば、各コントロールの挙動をLUAコードで書けます。

単なるボリューム調整を超え、特定のソフトのニッチな不満を解決するための「自分専用機」へ育て上げる。 この「不自由な自由」をどう乗りこなすか。 もはや仕事の効率化を超えた、最高に知的な遊び場になりそうです。


ワークフローの妄想(私の想定)

もし購入したら、まずはこんな構成でデスクを構築したいと考えています。

  • 音楽制作 (DAW)
    • フェーダー:主要トラックのボリューム
    • ノブ:EQの周波数カット
    • ボタン:録音・再生・停止のトランスポート
  • 画像・動画編集
    • フェーダー:露光量・コントラスト
    • ノブ:タイムラインのズーム・スクラブ
    • ボタン:カット・ペーストなどのショートカット

ベトナム出張の機内や、シトロエンの助手席。 そんな限られたスペースでも、この1台があればそこはもう「プロのコックピット」です。


正直、迷っている理由(懸念点)

もちろん、手放しで「買いだ!」と言えるほど安くはありません。

  1. 価格と送料の壁 本体159ドルに加え、ハンガリーからの発送。送料や輸入消費税を含めると、総額で3万円近くになる可能性があります。
  2. 強力すぎる磁石 ネオジム磁石を使っているため、バッグの中で他の電子機器や磁気カードに影響を与えないよう、持ち運びには専用ポーチなどの工夫が必要かもしれません。

まとめ:デスクに「物理」を取り戻したいあなたへ

Intech Studio PBF4は、万人向けではありません。 設定の自由度が高い分、自分好みに追い込むプロセスを楽しめる人、あるいは既存のデバイスでは満足できない「こだわり派」のための逸品です。

「159ドルの投資」か「ただの贅沢品」か。

デスクに物理的な感触と、操作の楽しさを。 あなたなら、この4つのフェーダーに何を割り当てますか?