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キャンプの朝、コーヒーを淹れるためだけに椅子から立ち上がる。これ、地味に面倒だと思いませんか?
私はキャンプ歴5年になるが、いまだに「いかに動かずにすべてを完結させるか」という、ある種のズボラな機能美を追い求めてしまう。IT業界でマネジメントをしている職業病か、導線の無駄を見つけると、どうしてもシステム(ギア)で解決したくなるのだ。
そこで今、猛烈に気になっているのが「Hilander(ハイランダー)」の新作「LIT TABLE(リットテーブル)」。
今の私のキャンプスタイルに「最後のピース」としてハマる予感がしている。まだ手元にあるわけではないが、公開スペックと機材オタクとしての経験から、このテーブルが持つ可能性を執念深く深掘りしてみたい。
IGTという「沼」への、もっともスマートな入り口
キャンプギア好きなら一度は憧れる「IGT(アイアングリルテーブル)」。スノーピークが提唱した、天板やバーナーを自由に入れ替えるシステムだ。
機材マニアにはたまらない響きだが、本家は素晴らしい一方で、天板を埋め尽くすと10kgを超えることも珍しくない。そんな中、このLIT TABLEはアルミフレームをベースにすることで、システム全体の「可搬性」を維持している。この軽快さこそ、ズボラな私には刺さるポイントだ。
自由度を決定づける「アジャスタブル」な構造
最大の特徴は、中央のバーナー設置部分(デッキ)の高さが変えられることにある。
画像を確認する限り、このデッキはかなり細かな調整が効く構造だ。これなら、SOTOのST-310のような脚の長いシングルバーナーでも、デッキを下げることで天板との干渉を防ぎ、「ツライチ」に近い状態に追い込めるだろう。
この「あと数センチ」をミリ単位で追い込める快感。調理中の前かがみの姿勢が驚くほど楽になるはずだ。まさに、自分専用にデスク環境を構築するような楽しさがここにはある。
40cmという「わかっている」高さ設定
スペック表を見て、私が膝を打ったのが脚部の高さ調節だ。
- ロースタイル:40cm
- ミドルスタイル:63cm
特にこの40cmという設定。私が愛用しているカーミットチェアのような、座面高30cm前後のローチェアに座った際、最も食事がしやすく、かつ膝が当たらない「黄金比」がこの40cmなのだ。
ただ、画像を見る限り脚のロック機構はスライド式に見える。砂の多いサイトで酷使した際、内部に砂を噛んだ時のメンテナンス性はどうだろうか……。このあたりは、機材マニアとして少し慎重に見極めたいポイントではある。
ステンレスか、アルミか。究極の二択
ラインナップには、素材の異なる二つの選択肢が用意されている。
| 特徴 | アッシュゴールド | ブラック |
|---|---|---|
| 天板素材 | ステンレス | アルミ |
| 性格 | 熱を恐れない「鉄人」 | どこへでも行ける「軽快なプロ」 |
| 得意技 | 灼熱のスキレット直置き | サイト全体の引き締め効果 |
| 悩み所 | 多少の重さは覚悟 | 熱い鍋には鍋敷きが必須 |
アメカジ好きとしてはステンレスの質感に惹かれるが、機材全体の「軽量化」という課題を考えると、ブラックのアルミ天板も捨てがたい。
どんな人にマッチするのか?
私が分析するに、このLIT TABLEがハマるのは次のようなタイプだ。
- IGTを始めたいが、重さと価格で足踏みしている人
- 座ったまま全てを完結させる「コックピット」を作りたい人
- 手持ちのバーナーを、美しくシステムに組み込みたい人
逆に、「一秒でも早く設営を終わらせて寝転びたい」という超・簡略化派には、このシステムを組む時間は微かなストレスになるかもしれない。だが、自分だけの「最適解」を構築したい人にとって、この拡張性は試す価値のあるプラットフォームだ。
結論:私が「ブラック」に軍配を上げる理由
LIT TABLEは、単なる家具ではない。キャンプという時間における「司令塔(コンソール)」だ。
私は今、ブラック(アルミ天板)の導入に傾いている。 理由は、ベトナム出張を頻繁にこなす中で身についた「軽量こそ正義」という価値観だ。ステンレスのタフさも魅力だが、システム全体を軽やかに運用し、どこへでも持ち出せる機動力を優先したい。
給料日までに、手持ちのバーナーとのツライチ具合をもう一度シミュレーションするつもりだ。この「妄想している時間」こそが、実は一番の贅沢なのかもしれない。

