AO.の音楽と楽器とお仕事とたくさんの物欲。

神がかった物欲衝動と趣味のまま長年継続している音楽活動に関する気ままなブログ。と、ビジネス中心度読書感想文。音楽中心かもしれないし、突き動かす物欲衝動で様々なものをレビューとかしてみようと思います。

たばこを辞めても、イムコライターが手放せない理由。キャンプと日常を彩る「道具」としての魅力

「ライター」と聞いて、あなたはどんなものを思い浮かべますか?

おそらく多くの方が、コンビニで手軽に買える使い捨てライターや、あの有名なジッポーを想像されるのではないでしょうか。私もかつてはそうでした。

しかし、私は10年前にたばこを辞めました。それでも、未だに手放せずにいる、愛してやまないライターがあります。それが、今回ご紹介する IMCO(イムコ)のライター です。

IMCO(イムコ) フリントオイルライター イムコ スーパー 6700P ステンレス鋼 クラシック シルバー IM6761390

「え、たばこ吸わないのに?」

そう思われるかもしれません。でも、このイムコライターは、単に火をつけるためだけの道具ではないんです。そこには、長い歴史に裏打ちされた確かな機能性と、所有する喜びを満たしてくれる独特の魅力が詰まっています。

今回は、たばこを吸わない私だからこそ伝えられる、イムコライターの「道具」としての魅力について、キャンプでの実体験も交えながらお話ししたいと思います。

懐かしい、あの「カチッ」という音と独特のギミック

イムコライターに初めて触れたのは、学生時代。先輩が使っていたのを「かっこいいな」と眺めていた記憶があります。あの、レバーを引くと「カチッ」という小気味よい音と共に火が灯り、同時に外筒が持ち上がる独特のギミック。ジッポーとはまた違う、シンプルながらも洗練された動きに惹かれたものでした。

今回ご紹介する IMCO SUPER 6700 も、その伝統を受け継いだモデル。

IMCO(イムコ) オイルライター イムコスーパー フリント式 6700P ブラス IM6761388

このライターの最大の特徴は、その 着火メカニズム にあります。

  1. レバーを引くと、フリント(着火石)がホイールに擦れて火花が発生。
  2. 同時に、火口を覆っていた外筒が持ち上がり、炎が灯ります。

この一連の動作が、なんとも言えず愛おしい。たばこを吸うためではないのに、思わず何度も火を灯したくなってしまう。そんな魔力があるんです。

キャンプでこそ活きる!イムコの「隠れた実力」

見た目の魅力だけでなく、イムコライターは実用性においても非常に優れています。特に、私が長年続けているファミリーキャンプにおいて、その実力は遺憾なく発揮されます。

1. 風に強い!頼れるウィンドガード

キャンプをしていると、風が強い場面に遭遇することも少なくありません。そんな時、イムコライターの ウィンドガード(風防)機能 が真価を発揮します。

外筒が火口を囲むような構造になっているため、多少の風でも火が消えにくく、安定した着火が可能です。焚き火の火起こしや、ランタンの着火など、風のあるアウトドアシーンでは、この安定感が非常に助かります。使い捨てライターだと、あっという間に火が消えてしまうこともありますからね。

2. 「火を灯したまま」燃料タンクが取り出せる!驚きのギミック

そして、イムコライターの最もユニークで、私が「道具」として手放せない理由がこれです。

なんと、火を灯した状態のまま、ライター本体から燃料タンク部分を取り外すことができる のです!

IMCO(イムコ) IMCO(イムコ) オイルライター イムコスーパー フリント式 6700P ブラックニッケル IM6761389

これ、どういうことかと言うと…

  • 焚き火やストーブに火を移しやすい: 燃料タンクを手に持ったまま、火口を直接薪やバーナーに近づけて火を移すことができます。ライター本体をいちいち差し込む必要がないので、とてもスマート。
  • キャンドルへの着火も楽々: キャンプサイトでお洒落なキャンドルに火を灯したい時も、この機能があればストレスなく着火できます。

この「火を灯したまま、燃料タンクが分離できる」という機能は、他のライターにはなかなか見られない、イムコならではの秀逸なアイデア。まさに、キャンプやアウトドアでの「ちょっとした不便」を解消してくれる、痒い所に手が届く設計なんです。

ジッポー、使い捨てライターとの比較

イムコライターの魅力をより深く理解するために、他の代表的なライターと比較してみましょう。

特徴 IMCO SUPER 6700 Zippo 使い捨てライター
着火方式 フリント式(レバー操作で外筒も動く) フリント式(ホイール操作) (圧電式、フリント式など様々)
風防性能 ◎ 非常に強い 〇 強い △~〇(モデルによる)
燃料タンク分離 ◎ 可能(火を灯したまま分離可能) × 不可 × 不可
デザイン ◎ シンプル、堅牢、レトロ ◎ 定番、多様なデザイン △ 機能重視
メンテナンス ◎ 比較的容易(パーツ交換可能) ◎ 容易(インサイドユニット交換など) × 基本的に交換・廃棄
愛着・所有欲 ◎ 高い(道具としての魅力) ◎ 高い(定番、カスタマイズ性) △ 低い
価格帯 〇~△(フリント式オイルライターとしては手頃) 〇~△(定番モデルは比較的手頃) ◎ 安価

このように比較すると、イムコライターは、ジッポーのような「定番」の魅力とはまた違った、「実用的なギミック」と「道具としての愛着」 を両立させた、ユニークな存在だということがわかります。

たばこを辞めても、イムコライターが「相棒」である理由

たばこを辞めて10年。正直、ライターを使う機会は激減しました。それでも、私はこのイムコライターを常にキャンプ道具箱に入れています。

それは、このライターが単なる火をつける道具ではなく、私の 「道具」としてのこだわりを満たしてくれる存在 だからです。

  • シンプルで美しいデザイン: アメカジが好きで、デニムやスニーカーといった「長く使える良いもの」に惹かれる私にとって、イムコの無骨で機能美あふれるデザインはたまらなく魅力的です。キャンプサイトに置いても、その存在感は悪くありません。
  • 確かな機能性: キャンプでの焚き火や、ランタン、ストーブへの着火。いざという時に頼りになる実力は、安心感を与えてくれます。
  • 歴史とストーリー: 100年近く前に創業し、二度の世界大戦を乗り越え、多くの人に愛されてきた歴史。そのストーリーを知ると、ただの金属の塊ではなく、特別な「相棒」のように感じられてきます。

「たばこを吸わないなら、ライターなんて必要ないのでは?」

もし、あなたがそう思っているなら、ぜひ一度イムコライターを手に取ってみてください。たばこを吸う人も吸わない人も、きっとこの「道具」としての魅力に、心を奪われるはずです。

キャンプの夜、焚き火に火を灯す時。 朝、コーヒーを淹れるためにストーブに火をつける時。 そんな何気ない瞬間に、このイムコライターが、あなたの日常を少しだけ豊かに、そして豊かに彩ってくれるはずです。


この記事はアフィリエイト広告を利用しています。