メカ好きの琴線に触れる「スケルトン」という名のレトロフューチャー
突然ですが、皆さんのお宅にも、奥の方に眠っているCDがありませんか? 私は昔のロックやジャズのCDを大量に持っていて、たまに引っ張り出しては「ああ、この時のドラムの音、やっぱり最高だ」なんてニヤニヤしています。
そんな中、インターネットで見つけて心惹かれたのが、SHANLING EC ZeroというポータブルCDプレーヤーです。
一目見てそのデザインに強く惹かれました。まるで昔のiMacやゲームボーイを思わせる半透明なスケルトンデザインに、現代のテクノロジーが詰まっているというレトロフューチャー感がたまりません。
IT業界でマネジメントに携わる私から見ると、この製品は単なる懐古趣味ではない、長年積み重ねたCD資産を、最新の技術で蘇らせる「キー」に他なりません。CDの棚を眺めるたびに感じていた「どうにかしたい」という長年の焦燥感を一気に解消してくれるソリューションだと強く期待しています。
令和の多機能ポータブルCDプレーヤー:EC Zeroの驚くべき能力
単なるCDプレーヤーなら、昔のものを引っ張り出せば事足ります。しかし、EC Zeroが提案するのは、現代のオーディオ環境に合わせた「CDの再活用」です。
1. CDの音をワイヤレスで最高音質に
一番驚いたのは、このプレーヤーがBluetoothトランスミッターを搭載している点です。しかも、高音質コーデックのLDACやaptX HDに対応しています。
- 30年前のCD
- 最新のLDAC対応ワイヤレスヘッドホン
この二つをシームレスに繋ぎ、最高の音質で楽しめることが期待できます。ワイヤレス時代のオーディオ環境に、CDという物理メディアをスムーズに組み込んでくれる点に、私は強く魅力を感じています。
2. CDコレクションをデジタル資産化する「リッピング機能」
EC Zeroの隠れた目玉機能が、CDリッピング機能です。USB-C端子に外部ストレージを接続すれば、PCを使わずにCDの楽曲をファイルとして保存できてしまいます。
これは、古い資産を、手をかけずに新しい環境(DAPやスマホ)に移行できる、まさにITの分野でいうところの「レガシーシステムのマイグレーション」にも似ています。この手軽さは、忙しいビジネスマンにとって非常に魅力的でしょう。
※リッピング形式はWAVフォーマットで保存されます。タグ情報は付与されませんが、CDそのままの音質でデータ化し、レガシー資産のマイグレーションをPCレスで手軽に行うことが可能です。
3. PCオーディオ環境をアップデートする「USB DAC」機能
さらに、この小さな筐体にはUSB DAC機能も搭載されています。 PCやスマートフォンとUSB接続することで、EC Zeroが高音質の外部DACとして機能し、ハイレゾ音源の再生にも対応します。
デジタル処理を担うチップには、実績のある旭化成エレクトロニクス製のAK4493S DACと、高出力アンプのSGM8262-2を組み合わせた構成を採用している点も見逃せません。このメカニカルな外見からは想像しにくい点ですが、実績あるパーツ構成から、音質面での高いポテンシャルを持っていると推測され、その音質に強く期待が持てます。
なぜ私の心を捉えて離さないのか?ガジェットマニアとしての「妄想」
私自身、常に「機能美」と「デザイン」が両立したプロダクトに強く惹かれます。
このスケルトンボディは、私が昔愛したミニ四駆や、初代ゲームボーイのような「中身が見える愛おしさ」があります。CDが回転する様子を眺めるのは、単に音楽を聴く以上の、手のひらサイズのメカニズムを愛でる「儀式」になるだろうと確信しています。
ベトナムの喧騒の中で、ふと無性に学生時代に聴き込んだあのCDの音を聴きたくなる瞬間がある。EC Zeroのリッピング機能があれば、まるでタイムカプセルを開けるように、あの頃の音をすぐにスマホで楽しむことができるだろうと、強く妄想しています。
このEC Zeroは、単に外出先でCDを聴くためのプレーヤーではなく、デスクトップ上でUSB DACやトランスミッターとして中核を担うハイブリッドな存在です。ポータブルと据え置きの境界線を超え、あなたのCDコレクションを現代のリスニング環境に組み込むための新しい選択肢として評価されるべきでしょう。
結論:SHANLING EC Zeroは誰のデスクに置かれるべきか
SHANLING EC Zeroは、単に「昔のCDを再生する」ための道具ではありません。
古い音源を愛し、新しい技術を貪欲に楽しむ、デジタル時代のオーディオファンにこそ、手にしていただきたい一台です。
このような多機能性とデザイン性を両立した製品は、CD再活用を考える多くのオーディオファンにとって導入の好機といえるでしょう。あなたのCDコレクションに、再び命を吹き込む「鍵」が、このEC Zeroかもしれませんね。
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