「スマホで音楽を聴く」という行為が当たり前になりすぎて、私たちは何か大切なものを忘れていませんか?
正直、最近のワイヤレスイヤホンは優秀です。便利だし、音もそこそこ。でも、ふとした瞬間に物足りなくなる。 例えば、ドラムのスネアが空気を震わせる「あの生々しさ」や、シンバルの倍音が耳元で熱を持つような「艶」。 デジタルで綺麗に整えられた音だけじゃ、心までは震えないんですよね。
そんな時、僕のガジェットアンテナが激しく反応したのがこれ。 Cayin RU9です。
「ポータブルなのに真空管?」 「しかも、スマホに磁石でくっつく?」
これ、IT業界に身を置きつつ、20年以上ドラムを叩き続けている僕からすると、スルーできないほどエンジニアの矜持(きょうじ)を感じる仕様なんです。 今回は、まだ手に入れてはいないけれど、スペック表を読み解くだけで期待が止まらないこのRU9の正体を、個人的な視点で深掘りします。
スペック表の「行間」を読む。プロの目線。
ネット上の商品タイトルを見ると「4.5mm」なんて表記を見かけたりしますが、オーディオ好きならピンときますよね。正しくはポータブルオーディオの標準である「4.4mmバランス出力」です。 こういう細かいスペックの読み解きこそ、僕らガジェット好きの楽しみだったりします。
このRU9、何が凄いって、ドングルDACの域を完全に置き去りにする圧倒的な駆動性能を備えていること。 3.5mmシングルエンドはもちろん、4.4mmバランス出力を備え、最大1170mW(16Ω時)という、ポータブルの常識では測れないパワーを持っています。
第5世代Nutubeがもたらす「音の体温」
心臓部には、KORG製の「Nutube 6P1」真空管が搭載されています。それも最新の第5世代。 ドラマーとして特に注目したいのが、その「振動対策」です。
真空管にはマイクロフォニックノイズという弱点がありますが、RU9は専用の防振モジュールやシリコンダンピングスリーブを採用して、これを徹底的に抑え込んでいる。 例えば、ジョン・ボーナムのバスドラムが空気を押し出す瞬間の「圧」や、シンバルの余韻。 その背後にある静寂が、ノイズで濁らないことを期待させてくれます。
音色の切替は、本体のTimberボタンで3つのモードから瞬時に選べます。
これ、曲に合わせてドラムのスティックを持ち替えるような感覚。 1966年製のワーゲンバスでゆったり走るか、現代のシトロエンで快適に飛ばすか。その選択が手元でできるなんて、贅沢だと思いませんか?
スマホとの「一体感」という発明
ポータブルアンプの悩みは、スマホとの「重ね持ち」ですよね。 RU9は専用のマグネットレザーケースで、スマホの背面にピタッと吸着します。 このスマートな解決策は、ベトナムへ向かう機内や海外出張の移動でも、邪魔にならずに「極上のリスニングルーム」を確保できることを意味しています。
150gという重さは、正直「重い」です。でも、この重量感こそがノイズを遮断する強固なシャーシと、音を太くする電源部の証。軽さよりも質を選ぶ、そんな45歳からの選択肢として、この重さすら愛おしくなりそうです。
常識外れの「DCモード」でHyperモード発動
RU9には、外部電源からフルパワーを供給する「DCモード」があります。 電源設定をDCに切り替え、対応する電源アダプターを接続すれば、自動で「Hyperモード」が発動。 家で眠っているSennheiser HD650のような、鳴らしにくいヘッドホンに無理やり命を吹き込むようなパワーを発揮してくれます。
0.96インチのディスプレイに表示されるサンプリングレートが、ハイレゾ音源の再生に合わせて切り替わる瞬間……。視覚的な所有欲も、相当に満たしてくれそうです。
Cayin RU9 期待のスペック分析
graph LR
A[Cayin RU9] --> B(音色: 物理ボタンで3モード切替)
A --> C(電源: DCモード/Hyperモード)
A --> D(防振: 第5世代Nutube構造)
A --> E(接続: マグネット装着/MagSafe対応)
| 項目 | 詳細スペック(分析結果) | 期待されるメリット |
|---|---|---|
| DACチップ | デュアルAK4493SEQ | 緻密でノイズの少ない解像度 |
| 最大出力 | 1170mW + 1170mW (@16Ω) | 大型ヘッドホンも駆動可能 |
| 出力端子 | 3.5mm / 4.4mmバランス | 本格的なヘッドホン出力系統 |
| アワード | 最新のVGP2026を受賞 | 業界が認めた次世代の音質 |
結論:これは「あの頃の熱」を取り戻すための精密機械
思えば10代の頃、重たいポータブルCDプレーヤーを鞄に忍ばせていたあの情熱。 45歳になった今、形を変えてその「不自由な楽しさ」が戻ってきたような感覚です。
Cayin RU9は、デジタル全盛の時代に「真空管」というロマンを連れ出すための最高のデバイス。 もし手に入れたら、真っ先にあのJAZZの名盤を聴いて、Nutube特有のあの淡い緑色の光を眺めたい。 そんな想像だけで、今夜は酒が旨そうです。
僕と同じように「最近の音は綺麗すぎてつまらない」と感じているなら、このRU9は最高の特効薬になるはず。 僕は今、カートの前で最後の一押しを待っている状態ですが……決断の時は近そうです。 一緒に、この箱を開けてみませんか?
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