AO.の音楽と楽器とお仕事とたくさんの物欲。

神がかった物欲衝動と趣味のまま長年継続している音楽活動に関する気ままなブログ。と、ビジネス中心度読書感想文。音楽中心かもしれないし、突き動かす物欲衝動で様々なものをレビューとかしてみようと思います。

ワークパンツの金字塔「Dickies 874」がなぜ愛され続けるのか。タフな男の相棒を徹底解説

男なら、いや、男でなくても、一度は耳にしたことがあるだろう。「ディッキーズ 874」

ワークパンツの金字塔であり、アメカジ好きなら必ず持っている定番中の定番だ。 先日、キャンプの準備をしていたら、ふと手持ちのディッキーズを手に取った。 10年ほど前に購入したもので、買ったばかりの頃はゴワゴワで「頑丈すぎるだろ…」なんて思っていたが、今ではすっかり足に馴染み、唯一無二の存在になっている。

今回は、このタフな男の相棒「ディッキーズ 874」の魅力と、意外と知らないそのルーツに迫ってみたい。

[ディッキーズ] パンツ ワークパンツ オリジナルフィット 定番 メンズ L30 ORIGINAL FIT 874 WORK PANT D874 SILVER 32 [並行輸入品]


874の魅力①:圧倒的なタフネスと育てがい

[ディッキーズ] 874 ワークパンツ オリジナルフィット USAモデル カーキ(KH) 30x30 [並行輸入品]

ディッキーズ 874最大の魅力は、なんといってもその「タフネス」だ。 ポリエステルとコットンの混紡素材「T/Cツイル」は、とにかく丈夫。 新品の時はパリッとしていて少し固い。でも、これが良いのだ。 洗濯を繰り返すことで、少しずつ生地が柔らかくなり、穿く人の体型に馴染んでいく。 この「育てる」過程がたまらない。

この「T/Cツイル」、キャンプ好きならピンとくるかもしれない。 実は、近年のキャンプブームで人気の「ポリコットン(T/C)素材」と同じ、ポリエステルとコットンの混紡素材なのだ。 比率こそ違えど(874はポリエステルが多め)、ワークウェアとして過酷な環境に耐える耐久性を求めた結果、そしてキャンプギアとして火の粉に強く、通気性を確保したいという目的が、同じ素材に行き着いたのは偶然ではないだろう。 「タフさ」「汎用性の高さ」という共通のDNAを感じずにはいられない。

私の10年モノも、キャンプや出張先のホテル、はたまた子供たちとの公園遊びと、様々なシーンで酷使されてきた。 それでも色落ちやダメージはあるものの、まだまだ現役。むしろ、その風合いがたまらない。 一度買ったら、下手すれば10年以上は付き合える。そう考えると、価格以上の価値があると言えるだろう。


874の魅力②:ストリートを席巻した普遍的なデザイン

[ディッキーズ] 874 ワークパンツ オリジナルフィット USAモデル ブラック(BK) 32x30 [並行輸入品]

なぜ、ただのワークパンツがこれほどまでに愛されているのか? その答えは、普遍的でどんなスタイルにもハマるデザインにある。

実はこの874、元々は1967年に誕生した、テキサスの石油労働者向けの作業着だ。 丈夫で汚れがつきにくく、シワになりにくい。まさに働く男たちのためのパンツだった。 しかし、時代が変わり、1980年代から90年代にかけて、アメリカ西海岸のスケーターやヒップホップアーティストたちがこの874をこぞって穿き始めた。

彼らは、ワークウェアのタフさと、やや太めのストレートシルエットが持つストリート感をミックスさせ、新しいスタイルを築き上げたのだ。 タフな環境で使い倒せる耐久性と、無骨ながらも洗練されたデザインは、まさしく音楽やスケートといったサブカルチャーと相性が良かったのだろう。

音楽好きとして、ドラムを叩く際もこの手のタフなパンツは重宝する。 タイトなパンツだと動きにくいし、すぐに破けてしまう。 その点、ディッキーズはガンガン動けて、タフ。 そんな背景を知ると、より一層愛着が湧いてくる。


サイズ選びの注意点:ジャストサイズは危険信号!?

購入を検討する上で、一つだけ注意点がある。 それはサイズ選びだ。 このパンツ、ウエストサイズが表記より少し小さめに作られていることが多い。 そして、新品の生地が固いこともあり、ジャストサイズを選ぶとかなり窮屈に感じることがある。

なので、個人的には「普段穿いているサイズよりワンサイズ上がおすすめ」だ。 アメカジらしいゆったりとしたストレートシルエットも楽しめるし、何より動きやすい。 サイズ感を気にする方は、実際に試着してみるか、レビューを参考にすると良いだろう。

あ、あとベルトループが狭いのも気を付けて!40mmベルトは当然入らない。このあたりも作業パンツをベースとしている背景だろうか。。。


結論:男のワードローブに1本は持っておきたい神パンツ

耐久性、デザイン性、そして歴史と、魅力が詰まりまくったディッキーズ 874。 仕事で、遊びで、子育てで、様々なシーンで活躍してくれる。 タフなガジェットやギアを愛する私にとって、これほど心惹かれるパンツもない。

「キングオブ万能パンツ」と呼ぶにふさわしいこのパンツ。 まだ持っていないという方は、ぜひ一度手に取って、その魅力を体感してみてほしい。


-この記事はアフェリエイト広告を利用しています。-