「ザ・プロフィット」読了。ビジネスモデルじゃなくて利益モデル
書店では経営工学的なコーナーにて、トヨタ生産方式や、TOCシリーズ書籍に並び置かれていることの多い書籍です。この本を手に取ったきっかけはゴールドラット博士のTOCシリーズ書籍を読破した私が、その延長線上で読みたいと感じた本を模索した結果です。文字通り、「ザ・ゴール」横に置かれてたのでジャケ買い以前のレベルです。
↓ゴール
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/05/18
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 32人 クリック: 373回
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同じところに置いてるんだから私に取って必要だろう
とね。
概要
経営の傾いた大企業の経営企画を勤めるスティーブ。起死回生を図るために利益の全てを知り尽くしたチャオ氏に8ヶ月に渡りマンツーマンで教えてもらう、利益モデルの物語。
利益モデルが織りなす23の仕組み、が紹介されています。
概要の感想
まず、
あ、ゴール系と全然違う
と思いました、失敗したかなぁ。。とも心配したんですが、これはこれで面白い内容がいくつか記載されてて最後まで気持ちよく、少々頭を抱えながら読むことができました。。。
その頭をかかえるところの感想がね。。。
これ、
難しいんす!
理解はできるが難しい。という感じです。スティーブとチャオの天才同士の理解の応酬も激しくて、一足飛びどころじゃなく3ソク飛びくらいで解釈されて話が進行して行くので、ついて行くのが大変です。3歩すすんで1歩下がってみたいな読み方になります。だから、、、つかれる^^;
という意味では、読者にわかりやすいように、自己啓発本じゃなくて小説、ストーリー形式で執筆された書籍ですが、小説感が薄い(←そこは失敗だよと言いたい)と私は感じます><
気づき
いくつかあるんですが印象的なところだけ絞って書いてみると
利益モデルとビジネスモデルは異なる
なんか本を買う前は、近いのか、いやでも違うだろうとかなんか漠然と意識もしていなかったんです。が、先日社内でBMC(business model cambus)の研修もした中で、はっきり別物であり、別軸で
ちゃんと利益モデルも考えなければならない
と感じされられました。ビジネスモデルキャンバスの枠に1つ追加して、そのビジネスモデルが何型利益モデルに当てはまるのか、を明らかにするのも良い気がしますね。
ビジネスモデルというと
単品販売モデルとか、継続課金モデルとか、手数料ビジネスとか、いわゆるインカムの発生のさせ方(売上計上の仕方)にフォーカスが当たります。私の理解は ビジネスモデル=売上モデル ですね。社内のBMC研修では大別すれば4種類くらいだみたいな話がありましたが、もう少しある気がします。
利益モデルというと
どういう風に儲けてるのか、文字通り利益を生み出しているのか、にフォーカスされるので、観点が売上だけではありません。売上の上げ方、コスト投下のしかた、コンサル、R&D,マーケティングのいわゆる「タイミング」、時間軸がセットになって考えられるものでした。
例えば
導入初期に損してその後得して行くパターン
イニシャルコストは利益トントンだが、ランニングフェーズに入ると囲い込みが完了していて、利益確保がなされる考え方。我がIT業界でのシステム導入(特に業務システム系)に当てはまる考え方だなと思います。
廉価品→プレミアム商品へのシフト
文中では失敗例として上がるのはガソリンスタンドのレギュラーとハイオクですが、いわゆるプレミアム商品の方が質も高いが利益も高い構造をもっており、しっかりそちらへ市場の目をシフトさせるマーケティングの目を持って行くことなどですかね。僕はレゴなどの大人向け製品などはそれに該当するんだよねという理解をしました。
などですね。ちょっと他にもあるんだけど文章でうまく説明できない、、Orz
理解が足らないかな、なんというか、、、
利益はエネルギー
大学の教授と生徒みたいな会話が展開されているのでなんか理屈っぽく感じるんですが、読んでいてとても感じるのはこれです。
高さや温度がエネルギー(カロリーで表されるもの)と物理の世界で理解されるが如く、利益とはまさに経済、企業のエネルギーという法則である。
的な考え方をとても感じるようになります。車内でも利益の重要性を解いていますが、重要性が高いとか低いとかそういうレベルではなく企業に取って最低限の欲求レベルで必要なものが利益、それがなければ文字通り「動かなくなる」ものなんだということを改めて感じました。
その上で、その生み出し方には様々なパターンがあるということです。
最後に
この書籍が2002年ということを考えると、そこから15年以上たった今、インターネット、スマホが完全にインフラ化した現在から想定される新しい利益モデルってのもあるのかなぁという風には考えます。そう思うとやはり現代は産業革命なんだなぁと思いますね。
と同時に、やっぱり読んだ結果として、古い本ですが、過去の話、というわけではなく、法則めいたものがしっかりあるんだなと感じます。会社の奴らにも訴えていきたいのですが、利益は、単純に売上-コストですがこの構造は想像以上に複雑で配慮が必要なナイーブなものであるということ。市場の波に乗り、市場と良好な関係を気づいて行くことがやはり売上だけじゃなく利益に取っても重要であること(当たり前か)。
その辺りを再認識させてもらいました。
- 作者: エイドリアン・J・スライウォツキー,中川治子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/12/14
- メディア: 単行本
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おまけ
また、この本ではたくさんの書籍が紹介されているんですが、その中でもそろそろ読んでみたいなと感じたのは、、、孫子ですね。。。
- 作者: 守屋淳,.
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 守屋洋
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 1984/10/01
- メディア: 文庫
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1分間孫子の兵法 差がつくビジネス教養2 (1分間名著シリーズ)
- 作者: 孫武,齋藤孝
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: 新書
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超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール (知的生きかた文庫)
- 作者: 田口佳史
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: 文庫
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実践版 孫子の兵法: 人生の岐路で役に立つ「最強の戦略書」 (小学館文庫プレジデントセレクト)
- 作者: 鈴木博毅
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/11/08
- メディア: 文庫
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めちゃあるなぁ、どれがいいだろうか。。。
無料素材です!視界に大きく年間カレンダーを!(2018年)
皆さん日常行事によく、カレンダーを見ることがあると思うんですが、どうされてます?
スケジュールや予定の確認って、なんか簡単に確認できるようになった今、そのニーズがなお高まるというか、、、
気が付けばカレンダーとにらめっこばかりしてて嫌になりますよね。。。
皆さんはどのようにしてますか?
様々な案を見ていきましょう。
手帳
これだけ煩雑化された時代だからこそ手帳による予定管理は実はよいという話をよく聞きます。
自分の手で、必要な情報だけが記されるのはよいですよね。
そして次に、予定確認ではないですが日付や曜日を見たい人
卓上カレンダー
デスクワークの皆さんなら、嫌でも手元に届く卓上カレンダーです。年末はどの卓上カレンダーが良いかなどと取り合いしますよね。
パット視界に入るカレンダーは結構有用です。このタイプみたいに
前月、次月、次々月等が小さくちりばめられているのは実は非常に使いやすいわけです。
壁掛けカレンダー
カレンダーが視界に入ってるってのは大事です。
当月を確認するのは壁掛けや良いですよね。それを中心に会話もできるので。
年間カレンダーが広く見渡せてよいんですが、壁掛けとなると小さくなっちゃいますよね。。。。
そう
私は年間カレンダーをパッと見たいんですよ
だけど情報量が多すぎてね。
そんな時にあえて使うのは。
壁紙カレンダー
壁紙をカレンダーにするというのは実は結構有用だと思うんです。
各企業が自社の製品と合わせてカレンダー化していますよね。
これきれいなんだけど、、、
見にくい
んですよね。これで年間カレンダーなんかなった日にはもう字が小さくて小さくて、、、(38才のおじいです)
↓
そう見やすい年間カレンダーの壁紙が欲しいんですよね。
でも
みやすい
って思うのがなかなかないんです。。。
つくりました
これ壁紙にしたんです。
我ながら見やすい気が何となくします。よろしければ皆さんどうぞ。フリーです。FHD以上で作成してます。
※デスクトップを散らかさない人 or 2画面以上使う人 にお勧めします。
私は、micosoft surface laptop + display の2画面で重宝してます!
[rakuten:biccamera:11671403:detail]
きになる!シンプルペダル TAMA HP50 には小径ドラマーが欲しがるあの機能が!
最近本ばっかり読んでたんですが、
SNSをみてたら、またゾクっとするような魅力的なペダル情報が流れてきました。
百聞は一見にしかず。
見た目はあのsonor perfect balance pedal を彷彿とさせるつるっとしたシンプルな印象。
aostapp.hatenablog.com
スプリングの機構が斜め上の方角に向いている7~80年代スタイル。
まさにクラシックペダルの現代版というところでしょうか。
The Classic Pedal - New Products 2018 | TAMA Drums
今までなかったこの機構!
動画が始まって10秒ほどから説明されるこの機構
高さ調節機構
です。これねぇ、かなり画期的だと思うんですよね。いや、ちゃんと伝えるならば、今までなんでなかったの問題です。bassdrumのセンターをヒットさせるためにはbassdrumのジャッキアップももちろんですが、ペダルの高低差がつけれるべきだと思うんです。
こんなあったりまえの機構が今まで喉のペダルにもなかったのははっきり言って驚きです。そしてやっぱりハードウェアのTAMA,ありがとう。
この機構がないおかげで、なんだったらビーターを低くつけるなどというちょっと意図しないセッティングにせざるを得ないことがあったんです。
そうなると遠心力の原理的に思ったような抵抗が得られなくてやりづらいとかね。
この機構、これだけで「欲しい」わけです。
公式サイトの見解はこうです。
小口径サイズのバスドラムでも的確にヘッドのセンターを捉える高さ調整といったユニークな機構も搭載しています。
ユニークとか特殊、とかじゃなくてこれ必須だと思うんすよ僕!
チェーンドライブ
ベルトドライブ好きの私にはちょっとここだけが引っかかりますね、まぁダイレクトじゃないだけマシですが。
この商品、要チェックでしょ!
TAMA タマ 洗練されたシンプルさを追求した "THE CLASSIC PEDAL" HP50
- 出版社/メーカー: TAMA
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: エレクトロニクス
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シンプルペダルってのもあって価格は抑えられています。これからペダル買う人は要チェックしてください!
2018/2/28 発売みたいです!
↑amazonでも買えるみたいですね。手っ取り早くポチっちゃおうかな^^;
「TOC・スループット経営」読了。TOCシリーズの要約書だが、、、
今回も引き続き書籍記事です。
2017/10からベンチャー企業の経営に携わっています。
そのきっかけで読書をする機会が多くなり、ここ半年は、TOCにはまってます。
TOCとは
ググっていただければよろしいですが、ググられることも想像し^^;
TOC(theory of constraints)は制約理論などとも呼ばれている知識体系で、、、
wikiにいっぱい書いてそうなんでどうぞw
制約条件の理論 - Wikipedia
私の理解では、
ボトルネックを最大活用させ
その結果
全体パフォーマンスを最大化する
もうける、という話です。
まぁ一言で言えと言えばそうなんですが、
このTOCは上記の通り知識体系というか理論というかという感じで非常に体系立てて形成された理論になっています。
などなど、そのほかにも様々に展開されてます。
今回読んだ本
は冒頭にも記載させてもらったこれです。
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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まさに要約版という感じなんですが、、、簡単にいうと以下の本の要約、図解がされていると考えてもいいかもです。
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/05/18
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/10/11
- メディア: 単行本
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,岸良裕司,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/08
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クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
- 作者: エリヤフゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,岸良裕司,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
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なんですが、、、、
- 簡単にざっくり要約しすぎてて
- 大事なことが伝わらない
- 本質的なところにたどり着いてそうでわかりづらい
えっと
深みが足りない
あ、まぁこれは上記のゴールドラット博士の書籍を一通り読んだ後の私が、
さらにその知識を深めたいと思って、TOC関連の書籍を明後日読んでる次第なんですが、、、やっぱり
要約版みたいな程度の情報量ではやっぱり伝わらないですね。
ゴールドラット博士もこのTOCの理論は論文とするよりも、小説にしてストーリーとしての落とし込みが必要ということでした。
で壮大なストーリー仕立ての書籍として、それが1000万部超えのベストセラーになってるということなのです。これを考えると、やっぱりゴールから読んでったほうがいいよねって思いますよね。。
わたしが、勉強好きじゃなくて小説好きだけなのかもしれないのですが、、、
なので、ゴールドラット版の方がオススメです。(めちゃくちゃページ多いけどね
参考にしたいところ
興味深い考え方が一つありました。
TOCの筆者なりの応用という理解ですが以下です。
短期販売においては固定費=0(無視)して販売することも一考
もちろん長期的にみるとNGではありますが、固定費とは売り上げがあろうがなかろうがかかる経費というのであれば、
(そしてかつ、そこの削減にすぐに取り掛かるわけではないのであれば)
販売価格は、固定費を無視して、仕入れ資材原価(+変動費)をもって価格設定することで、価格勝負の短期決戦は戦えるということなのかと思いました。
なんだか、
論理的に値引きを許してもらった感
ですw
しかしその通りと思う部分はあって、枠組みの中の個別の1伝票あたり利益率獲得に血眼にもちろんなるはなるんですが、
目指すところは全体最大化、企業目標達成です。
そのための手段の一つとして、臨機応変にこの考え方も取り入れていき、全体最大化がはかれたらなと感じました。
「ブッダが教える損する人生、得する人生」読了。音速で日々を駆け抜けるIT戦士に送りたい。
前回に引き続きcoop生協での安売りget書籍でございます。w
ビジネス自己啓発関連の書籍読むんですが、何か疲れるというか急かされるというか、そういう部分ってありません?たくさんの気づきを得られて素晴らしいんですが、
で、本を物色しててこの本に出会いました。
これを読んで思い出したのはこれですよね
手塚治虫のブッダでございます。
これがamazon prime でみて以来、宗教関係はまるでうとかったわたしですが、その存在意義というか、なるほどなという考えを持つ部分が出てきました。
story
手塚治虫のブッダはブッダがブッダに至るまでの話、悟りを開く部分のお話が記されているという理解をしているのですが、
この書籍は、そのブッダの考え方を現代の生活に当てはめて考えること、感じるべきことを、実例に合わせて記載してくれているものになります。
私が印象に残ったのはこれらの考え方ですね。
損得の考え方
たくさんもらって得にあらず、与える、差し上げることにより得られる心のゆとりこそ得というか徳というか、そういう考え方。
ここめっちゃ共感します。10代の頃からプレゼントは貰うよりあげる方が好きと言い続けてきた私の考えにもあいますし。
欲を出して欲しがることは、手に入れてなお高まり治るものではないという不治の病という考え方ですね。
自己への信頼
他人と比較してできてるとかできてないとか、儲けてるとかどうとかという比較に意味はないという考え方。
自分に素直な気持ちで向き合い、信頼し、自分の良心に基づき行動していくということ。
他人や周辺の体裁に依存した生き方は良くないという考え方ですね。なるほどなと考えさせられます。
ギブアンドレシーブ → いただくマインド
いいかた、ニュアンスの問題かなという気もするんですが、、、
与えれば見返りがある(受け取る権利がありそれを主張する感じ)というよりは 自らは大きくoutputし、自然にのみ起きる小さな反射を 文字通り「ありがたくいただく、頂戴する」という考え方ですね。
少し損得と同じ話をしている気もします。
足るを知る
我々は現在、よりよく、より快適に、より早く、などと、
野心の名の下に、進化するテクノロジーを唯一の成長の矢の如くそれにかじりついて頑張ってたりします。
それは、今よりももっと欲しい、とか、今何かが不足しててそれを満たすために頑張るみたいなところもあります。
しかし「足るを知る」は
現在、今この瞬間において 全てが足りている、充足している、不足しているものはない。満たされている。
そいういうことを
知る
ということです。
向上心や野心ももちろん必要な要素だと思いますが、それが人生の幸福の不足感(ハングリー精神的なもの)になるのは良くないというか、まだ悟りには遠いとかそういうことですね。
ここは、なかなか心を打たれる部分でした。
自己成長を決して抑制する話ではないのですが、今現在置かれている状況、生かされている今に気づき、感謝をし、あくまで足りているということを改めて実感させられます。
おかげさまで マインド
日本人は口癖になっていますが、何か成功した時にふと発せられる「おかげさまで」という表現や考え方。
ことの成功は自己の努力ももちろんあるのですがそれに驕ることなく、周辺環境との調和、協力によって導かれた成功ということを謙虚に受け止めている「おかげさま」
いいなぁと思いましたねー。
読んでみて
題名にも書いたんですが、
- たくさん知識を入れて
- 最新のテクノロジーを駆使して
- 常に昨日の倍の速さで処理することを求められる
そんな昨今、アクセル全開の30代〜40代のみなさんに、ぜひ読んで欲しいなと思う書籍です。
(アクセルを休めろという話ではないですよw)
この本じゃなくてもいいけど、ブッダの教えや考え方、倫理観、みたいなのに触れるのは良いなと感じました。
ブッダが教える損する人生、得する人生: 幸せに、「一人勝ち」なんてない (知的生きかた文庫)
- 作者: アルボムッレスマナサーラ,Alubomulle Sumanasara
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/03/24
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ブッダ系は色々みてみる価値がありそうだなー。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 潮出版社
- 発売日: 2002/11/01
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- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 日本図書センター
- 発売日: 2017/09/08
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- 作者: ワールポラ・ラーフラ,今枝由郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2016/02/17
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ブッダに聞いた 幸せを手に入れる3つのヒント: 今すぐ人生が変わる!
- 作者: 天美俊助
- 発売日: 2017/07/13
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- 作者: 小池龍之介
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/11/19
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